「なぜ男性がキャバクラに行くのか」という点について、分析したことのあるキャバクラ嬢は、意外に少ないでしょう。でも、ここにキャバ嬢が売れるためのヒントが山ほど隠されていることを知っておかないといけません。

男性がキャバクラに行くのはキャバ嬢が男心を理解してくれるのが理由

キャバクラに行く男性の多くは、「キャバ嬢は、男心を理解してくれるだろう」と考えている節があります。もしかしたら、無意識にかもしれません。
実際に、キャバ嬢はたくさんの男の人と接していますから、確かに男心を理解している人は多いでしょう。大事なのは、その男性の気持ちを満たしてあげることです。
「あ、この子は自分のことをわかってくれてる」と思わせることさえできれば、その男性は継続して指名してくれますし、たくさんお金を使ってくれるようにもなるでしょう。

“男心”というものに対する理解を深めるようにしてください。それが売れるために必要となる重要な意識となります。

キャバクラにはお金で割り切れる関係が楽と思っている男性が多く来る

お金という大きな武器を活用するためにキャバクラに足を運ぶ男性も少なくありません。このタイプの男の人は、女性と割り切った関係でお付き合いしたいと考えている傾向が強く見られます。

キャバクラ嬢と客という関係が崩れない限り、それは割り切った関係が継続されることになり、男女の交際にありがちな面倒な関わりを排除できると考えているからこそ、キャバクラにわざわざ足を運ぶわけです。
お金がありさえすれば、その関係を継続できるというものも、確かにキャバクラのいいところですよね。持ちつ持たれつ、さらには付かず離れずの関係の方が楽だと考えれば、確かにそれはキャバ嬢の元へと出向く理由になるのかもしれません。

ステータスを行く理由にする男性も多い

キャバクラの中には超がつくほど高級な店舗があり、キャバクラ嬢の中にはちょっとドリンクを入れるだけでは満足せず、多くの男性から日に何百万円というお金を使ってもらっている女性もいます。
そうしたお店に行ったり、そんな女性にお金を使う男性は、ステータスを感じるためにキャバクラ通いを続けている傾向があります。

「自分はこんな高いお店に毎晩行くことができるんだぞ！」であるとか、「このキャバ嬢を自分のテーブルに呼べるんだぞ」という、そのことだけに大金を積んで、その自分の行為に酔っているわけですね。

割合的には他の理由でお店に通う男性よりも若干少なめですが、いつの時代にも確実にいるタイプの男性と言えるでしょう。

何の理由もなくただの付き合いでキャバクラにくる男性も多い

女性に会いたいわけでもなく、割り切った関係が楽だと考えるわけでもなく、ステータスなんて全く意に介していない男性でもキャバクラに来ることがありますが、こういう人たちは単に付き合いで来ているケースが多いです。

このタイプの人たちは、意外と少なくありません。仕事上の付き合いのこともあれば、友人同士の付き合いであることもあるでしょう。
キャバ嬢としては、こうした人たちを囲い込むことに成功すれば、売り上げを確実に上げることができますよ。
女性目的でなければ、本当にたわいもない話を振ってみるとか、軽く相談に乗るような形で会話ができれば、「キャバクラって楽しいかも」と思ってもらうことができるでしょう。

まとめ

紹介してきたように、キャバクラに来店する男性の動機や理由はいろいろです。もちろん、もっと細分化することもできます。

それぞれの理由を持った男性に対して臨機応変にアプローチの方法を変えることが、キャバクラ嬢には求められます。
各店舗に来店されるお客様をさらに分析し、どのようにして自分の顧客として囲い込んでいくのかを考えてみてください。そうすることで、徐々に接客のスキルも上達させることができるはずです。